2009年09月30日
シルエットは想像力を掻き立てる。

生活者の想像力を掻き立てるコピーやデザインの作り方はいろいろとありますが、このデザインは今までの僕の引き出しにはありませんでした。
今時ハウスメーカーのチラシで、「取ってつけたような家族の笑顔」に目をとめる生活者は、ほとんどいないでしょう。
そう考えると、「職人のひたむきな仕事」を想像させるこのビジュアルは、なかなかの効果を発揮しているのでは?
ただ惜しむらくは、多くの生活者にとって未知であるセールスポイントを、一つのキャッチに二つ詰め込んでしまったことでしょうね。
時期を分けて一つずつ丁寧に訴求すれば、記憶への定着も上がったはずなに・・・もったいないことです。
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2009年09月19日
阿修羅さんは大人気!
九州国立博物館で開催中の阿修羅展。


ちょいと付き合いで行って来ましたが、夕方を狙って正解でした。
入り口前スタッフによると、
「最近の入場者数は連日1万人から1万3千人で、ピーク時は4時間待ち」
らしい。
恐るべし国宝・阿修羅の集客力!!
チケットが一般で1300円ということを踏まえて売上げを計算しながらポスターを見たら、気のせいか「阿修羅と会う」という平凡なキャッチ(でもベターではある)の代わりに、阿修羅の口から
「どやっ!!」
という吹き出しが見えたような気がしました。
噂によると、7月あたりはパッとしなかったが、9月に入ってから急激に集客数が伸びてきた様子。
もしや最終日(27日)に向けたラストスパートとシルバーウィークを意識して、阿修羅さんは本気で“国宝オーラ”を出して来たのでしょうか?
・・・などという妄想は置いといて、この集客力を今の日本の経済政策にフル活用しないのはもったいないこと。
そこで、日中の残暑が完全に引いて本格的な「秋の行楽シーズン」が到来したら、弥勒菩薩と千手観音を従えて“国宝ユニット”を組み、前座にヘキサゴン・ファミリーを、そしてプロデューサーに“カシアス島田”を迎え、「地域格差を是正する全国ツアー」をやってみたらどうだろうか?
会場はもちろん、都市圏と過疎地の中間点を狙って・・・。
-などと言ったところで、これもあり得ない妄想かもしれない。
でもあり得る企画しか思いつかない時が来たら、プランニングコピーライターとしての僕はもう、潮時でしょうね。


ちょいと付き合いで行って来ましたが、夕方を狙って正解でした。
入り口前スタッフによると、
「最近の入場者数は連日1万人から1万3千人で、ピーク時は4時間待ち」
らしい。
恐るべし国宝・阿修羅の集客力!!
チケットが一般で1300円ということを踏まえて売上げを計算しながらポスターを見たら、気のせいか「阿修羅と会う」という平凡なキャッチ(でもベターではある)の代わりに、阿修羅の口から
「どやっ!!」
という吹き出しが見えたような気がしました。
噂によると、7月あたりはパッとしなかったが、9月に入ってから急激に集客数が伸びてきた様子。
もしや最終日(27日)に向けたラストスパートとシルバーウィークを意識して、阿修羅さんは本気で“国宝オーラ”を出して来たのでしょうか?
・・・などという妄想は置いといて、この集客力を今の日本の経済政策にフル活用しないのはもったいないこと。
そこで、日中の残暑が完全に引いて本格的な「秋の行楽シーズン」が到来したら、弥勒菩薩と千手観音を従えて“国宝ユニット”を組み、前座にヘキサゴン・ファミリーを、そしてプロデューサーに“カシアス島田”を迎え、「地域格差を是正する全国ツアー」をやってみたらどうだろうか?
会場はもちろん、都市圏と過疎地の中間点を狙って・・・。
-などと言ったところで、これもあり得ない妄想かもしれない。
でもあり得る企画しか思いつかない時が来たら、プランニングコピーライターとしての僕はもう、潮時でしょうね。
2009年09月14日
さすがTOYOTAのプロモーション!

今日、CMでTOYOTAがプリウスで間勘平のアースマラソンを支えていることを知った。
もちろん、具体的に何をやっているかという話をたった15秒の中に詰め込むような無粋なことはしていない。
ただ、何の演出もないドキュメント映像と、勘平さんの
「キツいけどプリウスがいるところまでがんばろう」
という言葉だけが、強烈に残った。
と、ここまでが僕の生活者としての感想。
で、改めてコピーライター目線で分析してみると、TOYOTAがプリウスで間勘平のアースマラソンを支えて生活者に知らせることの整合性と意味が、次々と見えて来るわけです。
まず、“アース”マラソンと“グローバル”企業の “地球”つながり。
さらにプリウスのハイブリッドエンジンが頼りになる、荒野の一本道。
そして「商売で儲けるだけじゃなくて、自社の技術で人の夢を応援する」グッドイメージ。
裏を取ったわけではありませんが、リーマンショック後にTOYOTAが立ち上げた新しいマーケティング会社がきっと機能しているのでしょう。
つまり、アースマラソンの公式ホームページには
「寛平さんは、トヨタ・プリウスをこの旅のパートナーに選びました」
とありますが、僕の想像では、
「好感度の高い間勘平というタレントがアースマラソンをやる」
という情報をキャッチした新マーケティング会社が、「そこでプリウスだからできること」を企画書に落とし込み、プレゼンに出向いて実現したドキュメントCMだと思うのです。
で、このCMを中小企業の経営者が見た場合、感想は恐らくこの二つに別れるでしょう。
「大企業のやることなんて中小企業とは違うからカンケーない」か、
あるいは
「この発想をウチが取り入れたら何が出来るだろうか?」に。
そして「中小企業のブランド戦略本」も流通している今、どちらの感想を持つ経営者の未来が明るいかは、言わずモモンガ・・・
もとい、言わずもがなの話ですね。
2009年09月07日
プロフィール・リニューアル!!
・・・といっても、もちろん経歴詐称ではありません。
自分の客層が中小企業にもかかわらず、中小企業における実積にほとんど触れていないのがおかしいことに、今更気づいた次第です。
ご興味ある方はこちらをご覧ください。
http://kotonoharb.yoka-yoka.jp/c6197.html
自分の客層が中小企業にもかかわらず、中小企業における実積にほとんど触れていないのがおかしいことに、今更気づいた次第です。
ご興味ある方はこちらをご覧ください。
http://kotonoharb.yoka-yoka.jp/c6197.html
2009年09月04日
パクリCM始まりまーす。

有名人親子がビールを飲むCM、今まではキリンビールだけでしたが、明日からは別の会社でもやるようですね(さすがに演出は違いますが)。
で、この会社と言えば、開高建や山口瞳といった文豪も輩出した名門広告プロダクションの親会社として、広告業界の発展に寄与してきた大企業の一つです。
それだけに、僕は一人のコピーライターとして、一抹の寂しさを覚えました。
クライアントであるこの会社にしても、制作に携わる広告代理店にしても、関係者はみんな高学歴で高倍率を勝ち抜いたエリート達のはず。
にもかかわらず、他社の企画のパクリCMを作って流すとは・・・。
こうして見ると日本で本当に尊敬できるエリートって案外少ないんでしょーね。
2009年09月01日
つまり全ては自分次第・・・。
東レ経営研究所社長の佐々木常夫さんという方には、自閉症の長男を含む3人の子供と、肝硬変やうつ病で43回の入退院を繰り返し、3回の自殺未遂を図った奥さんをケアしながら、同期トップで東レの取締役になった経緯があるらしい。
そういえばDJの赤坂泰彦も言ってたかな・・・
「うまくいかないのを周りのせいにしてたら、そこより上には行けないよ」って。
そういえばDJの赤坂泰彦も言ってたかな・・・
「うまくいかないのを周りのせいにしてたら、そこより上には行けないよ」って。