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コピーライターとよだ
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最新SNSの流行が何度訪れようと、結局はSNSもメディア(情報の入れ物)に過ぎません。                 SEOに至っては、それ以前の話です。「地域+業種名」でHPが検索1位になったところで、そこに魅力を感じなければ人は去り、ライバル企業に流れていきますからね。                  また、通販サイトの売上が、キャッチコピーやセールス文の書き方一つで乱高下することは、よく知られた話。             
  そしてこれはあらゆるメディアにおいても変わることのない事実です。(なぜなら人の心はメールの言葉遣い一つでも近づいたり離れたりする、繊細なものだからです。)                   …にも関わらず、巷のキャッチフレーズ(キャッチコピー)やセールス文は、ターゲットやユーザーの心を掴み、商売繁盛につなげることが役割なのに、なんと手抜きが多いことでしょう…。            でもこれは逆に考えると、多くのケースにおいて、「言葉の最適化」によって他社より効果的な広告と販売促進を展開できる好環境でもあります。                とりあえず、デザイナーに「コピーもついでに…」と頼んでいる経営者は、“パティシエがついでに握った寿司”をおいしいと思えるのか、一度冷静に考えてみてはいかがでしょう?                -と、こんな話をする私の仕事は、依頼主のマーケティングの現状を検証した上で、ターゲットの理性と感情をとらえる広告・販促をご提案することです。                また私はツール制作をご依頼される場合、フリーランスを中心としたネットワークを活用し、ご依頼の案件ごとに制作ユニットを組むことで、ワンストップ制作をリーズナブルな料金でご提供しています。                制作ネットワーク「言ノ葉組」紹介ページへは、カテゴリーのプロフィールからお進みください。                因みに私はIT専門学校デジタルハリウッド(福岡校)にてコピー講師経験もあります。
そして最後の講義で受講生に伝えたメッセージは、「言ノ葉家」サイトの【経歴&実積】にてご覧いただけます。                           「言ノ葉家」へは、「お気に入り」の一番下からどうぞ。                        福岡在住ですが、ご要望があれば全国対応します。

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2009年05月27日

意外なキャッチフレーズ。

昔、九州ウォーカーでラーメン特集の仕事をした時、
「当たり前だけど“おいしい”とは書かないでね」
と編集部から事前に言われました。

・・・なるほど、確かに“おいしい”ことを伝える記事で“おいしい”と書くのは素人でもできますから、プロの仕事としては許されないのでしょう。

それ以来、他の記事でもコピーでも、僕は食べ物について“おいしい”とか“うまい”とか書いたことはありません。
と同時に、記事でもコピーでもそんな言葉を見聞きするたび、「これは素人の仕事だな」などと、心の中でつぶやいていました。

ところが先日、そんな固定概念を覆されました。



「甘すぎなくて
うますぎる」

確かに「すぎなくて」と「すぎる」が一文の中にある以上、レトリック(←キャッチフレーズならではの言い回し)は使われています。
でもこのレトリックはかなり古く、同じチョコレート業界においては「お口にとけて手にとけない」というキャッチにも使われていました。

-食べ物のキャッチで「うまい」を遣い、その上レトリックはライバル商品も使っていた古いもの・・・。

はっきり言って、今までの僕のコピーライターとしての常識から見れば、このキャッチはとても大きなマイナス要素をはらんでいます。
なのに・・・見事にキャッチされました。(笑)
それはきっと、「確かなセールスポイント」をおさえつつ「ライバル商品にはない…ちょっとヤンチャなイメージ」を醸し出したこのコピーに、生活者である僕がヤラレてしまったからでしょう。
やはり、「コピー」という世界も、奥の深いものです。

因みにすぐ隣には、値段も量も同じアーモンドチョコがありました。。。
  
Posted by コピーライターとよだ at 22:28Comments(0)コピー