2008年11月08日
売れるホームページとは? (§1-4)

Section1
ホームページは、読まれてこそ売れる。
4.「読んでもわからないホームページ」はもう、死んでいる。
「どうせ誰も読まないから」と言ってテキトーに書かれたホームページの文章は、
そもそも「読んでもわからない」ものがほとんどです。
プロの書き手から見ればその状態は、
「勉強してもどうせわからんもん」と言って勉強しない子供と同レベルです。
そのくらいなら商品名と値段と実用シーンの動画だけのホームページにして、文章はハナから何も書かない方が圧倒的に無難です。
試しに人間ドックではなく「人間ドッグ」で検索してみてください。
病院の公式ページでありながら、「人間ドッグ」になっているところがいくつも出てきます。
恐らくこれは、ただの「デザイン&システム」オタクでマーケティング感覚のかけらもない、“ハズレのWEB業者”につかまり、全てを任せて自ら管理することを怠った結果でしょう。
仮にこの中のどこかの病院に電話して
「<人間ドッグ>になってますけど、お宅はヤブ医者ですか?」
と聞けば、おそらく憤慨して「診療はちゃんとやっている!」と言い返して来るでしょう。
でも、こんな基本的な表記ミスを放置している病院に行って、自分の健康を確かめて安心できる人なんているのでしょうか?
ホームページ上の表記ミスを未然に防ぐ体制が「ある病院」と「ない病院」の、どちらに医療ミスが起こりやすいかは、言わずもがなでしょう。
また、販売を目的とした数多のホームページに目を向けると、商品は良さそうでも、発注や支払い方法の説明がわかりづらくて損をしていそうなホームページも見受けられます。
確かに
「文章がわかりづらかったとしてもフリーダイヤルがあるから電話で説明すればOK」
かもしれません。
でもそれは、同業他社に対して圧倒的な差別化ポイントがあることが前提となります。
なぜなら生活者は、個人差はあっても、「ある程度の買う覚悟」を決めない限り、企業に商品の問い合わせ電話なんてしないからです。
で、「圧倒的な差別化ポイント」なんて簡単に手に入らない中でも、この「ある程度の買う覚悟」を決めさせるのに、優秀なコストパフォーマンスで貢献するメディアがあります。
言わずと知れたホームページです。
そして僕は、日本のWEB業界で指折りの経営者から、
「これからは言葉が大切になって来る」
と、うかがったことがあります。
広告・コピーに関するご相談(無料)
or
資料(プロフィール詳細版&料金・割引プラン)はコチラから
※資料は郵送します。
そもそも「読んでもわからない」ものがほとんどです。
プロの書き手から見ればその状態は、
「勉強してもどうせわからんもん」と言って勉強しない子供と同レベルです。
そのくらいなら商品名と値段と実用シーンの動画だけのホームページにして、文章はハナから何も書かない方が圧倒的に無難です。
試しに人間ドックではなく「人間ドッグ」で検索してみてください。
病院の公式ページでありながら、「人間ドッグ」になっているところがいくつも出てきます。
恐らくこれは、ただの「デザイン&システム」オタクでマーケティング感覚のかけらもない、“ハズレのWEB業者”につかまり、全てを任せて自ら管理することを怠った結果でしょう。
仮にこの中のどこかの病院に電話して
「<人間ドッグ>になってますけど、お宅はヤブ医者ですか?」
と聞けば、おそらく憤慨して「診療はちゃんとやっている!」と言い返して来るでしょう。
でも、こんな基本的な表記ミスを放置している病院に行って、自分の健康を確かめて安心できる人なんているのでしょうか?
ホームページ上の表記ミスを未然に防ぐ体制が「ある病院」と「ない病院」の、どちらに医療ミスが起こりやすいかは、言わずもがなでしょう。
また、販売を目的とした数多のホームページに目を向けると、商品は良さそうでも、発注や支払い方法の説明がわかりづらくて損をしていそうなホームページも見受けられます。
確かに
「文章がわかりづらかったとしてもフリーダイヤルがあるから電話で説明すればOK」
かもしれません。
でもそれは、同業他社に対して圧倒的な差別化ポイントがあることが前提となります。
なぜなら生活者は、個人差はあっても、「ある程度の買う覚悟」を決めない限り、企業に商品の問い合わせ電話なんてしないからです。
で、「圧倒的な差別化ポイント」なんて簡単に手に入らない中でも、この「ある程度の買う覚悟」を決めさせるのに、優秀なコストパフォーマンスで貢献するメディアがあります。
言わずと知れたホームページです。
そして僕は、日本のWEB業界で指折りの経営者から、
「これからは言葉が大切になって来る」
と、うかがったことがあります。
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Posted by コピーライターとよだ at 23:10│Comments(4)
│WEB
この記事へのコメント
こんばんは。これは、耳が痛い……。
大抵「webはあればいいもの」としている会社の方が多いので、
余り更新や文言に興味を示さない会社が多いようです。
「ちゃんと見てる?」って思う事もありますが、
代理店から貰った文章が間違いだらけですべてを調べてみないといけないとか。。。
結構普通にあったりします。
誤字脱字はかわいいものと思ってしまいがちですが、
やはり、後で自分の首を絞めるもの。
下請けである、こっちが全てチェックして間違っているところの解釈で直していいものかどうかを確認したりしてます。
やはり、二重に文言は確認すべきなのでしょうね。
一番びっくりしたのは、著作権の問題が絡んでくるもののタイトルを間違えてて、全て様々なデータベースを照合しなければならないと言う事もありました。
webデザインのあり方って今後というよりも、寧ろ現在、値段の問題ではなく、コンサルティング全体で考えるのも大事だなと、昔の作品見ながら思った今日この頃です。
大抵「webはあればいいもの」としている会社の方が多いので、
余り更新や文言に興味を示さない会社が多いようです。
「ちゃんと見てる?」って思う事もありますが、
代理店から貰った文章が間違いだらけですべてを調べてみないといけないとか。。。
結構普通にあったりします。
誤字脱字はかわいいものと思ってしまいがちですが、
やはり、後で自分の首を絞めるもの。
下請けである、こっちが全てチェックして間違っているところの解釈で直していいものかどうかを確認したりしてます。
やはり、二重に文言は確認すべきなのでしょうね。
一番びっくりしたのは、著作権の問題が絡んでくるもののタイトルを間違えてて、全て様々なデータベースを照合しなければならないと言う事もありました。
webデザインのあり方って今後というよりも、寧ろ現在、値段の問題ではなく、コンサルティング全体で考えるのも大事だなと、昔の作品見ながら思った今日この頃です。
Posted by サカモト at 2008年11月08日 23:55
実は僕がこのシリーズを書いている理由は、
「Webはありさえすればいい」
という10年以上前の感覚が、中小企業を中心に未だに蔓延しているところにあります。
せっかく低コストで常に情報を更新できるメディアなのに、本気で活用しようとしているところが未だに少ない。
恐らく「広告・宣伝は費用対効果が悪いから」といった考えなのでしょうが、僕から言わせれば、社内に“飛び込みセールスの達人”でもいない限り、広告・宣伝はプロを交えてちゃんと作った方がいい。
そして広告会社に依頼する予算がなければ、自分に限らず、フリーの制作者を使えば安く抑えられる。その上フリーは関連職種のネットワークがあるから一人捕まえれば作りたいものは大体作れます。
そういうことに気づいて、広告・宣伝活動をちゃんとやってちゃんと効果を出す企業が増えて欲しいものですね。
特に今は予算を削って広告・宣伝の質を落としている企業が多いから、いいもの作れば目立つ環境もあるわけだし。。。
広告代理店は、予算規模に合わせて明らかにモチベーションが変わるからね〜。
因みに僕は今、代理店を含む広告会社から仕事を受ける場合、ヒアリングとプレゼンに参加させてもらうことを条件にしています。
(「精度の低い伝言ゲーム」に振り回されたら疲れるし、自分の真価もわからんもんね。)
「Webはありさえすればいい」
という10年以上前の感覚が、中小企業を中心に未だに蔓延しているところにあります。
せっかく低コストで常に情報を更新できるメディアなのに、本気で活用しようとしているところが未だに少ない。
恐らく「広告・宣伝は費用対効果が悪いから」といった考えなのでしょうが、僕から言わせれば、社内に“飛び込みセールスの達人”でもいない限り、広告・宣伝はプロを交えてちゃんと作った方がいい。
そして広告会社に依頼する予算がなければ、自分に限らず、フリーの制作者を使えば安く抑えられる。その上フリーは関連職種のネットワークがあるから一人捕まえれば作りたいものは大体作れます。
そういうことに気づいて、広告・宣伝活動をちゃんとやってちゃんと効果を出す企業が増えて欲しいものですね。
特に今は予算を削って広告・宣伝の質を落としている企業が多いから、いいもの作れば目立つ環境もあるわけだし。。。
広告代理店は、予算規模に合わせて明らかにモチベーションが変わるからね〜。
因みに僕は今、代理店を含む広告会社から仕事を受ける場合、ヒアリングとプレゼンに参加させてもらうことを条件にしています。
(「精度の低い伝言ゲーム」に振り回されたら疲れるし、自分の真価もわからんもんね。)
Posted by コトダマンボ
at 2008年11月11日 14:01

もっと大きな声で言ってください(爆)
現在、福岡に住んでるのですが、東京の中小企業と、福岡の中小企業の違いというものがあからさまにある気がします。
昔、少しだけ関わった、小さなお米屋さんがホームページを活用して、毎週何かしらで連絡してくるところがありました。
私たちの技術的なところから、些細なところまで。
ああいう会社が多くなればいいのにと思ったりします。
恐らくホームページを作成したところで、手に取れないから実感がないのと、簡単に作れるホームページ作成ソフトがあるからそれでいいと思っているどちらかでしょう。
確かにホームページ作成ソフトで作れるのですが、ちゃんとした勉強をしないと、趣味のページとなってしまっているところとかもあるので、
カウンセリングは受ける方がいいかと思います。
多分、カウンセリング等を受けてから考えてみたらいいのかと思いますが……。
私は分業が一番だなと思う事はあります(予算の関係でそうもいかないときもあるでしょうが)
現在、自分のサイトでどうアプローチをかけていくかを考えています。
結局自社サイトで説得出来なければ、クライアントのサイトも説得出来ないという事になってしまうので(汗)
現在、福岡に住んでるのですが、東京の中小企業と、福岡の中小企業の違いというものがあからさまにある気がします。
昔、少しだけ関わった、小さなお米屋さんがホームページを活用して、毎週何かしらで連絡してくるところがありました。
私たちの技術的なところから、些細なところまで。
ああいう会社が多くなればいいのにと思ったりします。
恐らくホームページを作成したところで、手に取れないから実感がないのと、簡単に作れるホームページ作成ソフトがあるからそれでいいと思っているどちらかでしょう。
確かにホームページ作成ソフトで作れるのですが、ちゃんとした勉強をしないと、趣味のページとなってしまっているところとかもあるので、
カウンセリングは受ける方がいいかと思います。
多分、カウンセリング等を受けてから考えてみたらいいのかと思いますが……。
私は分業が一番だなと思う事はあります(予算の関係でそうもいかないときもあるでしょうが)
現在、自分のサイトでどうアプローチをかけていくかを考えています。
結局自社サイトで説得出来なければ、クライアントのサイトも説得出来ないという事になってしまうので(汗)
Posted by サカモト
at 2008年11月11日 23:12

自分のサイトでアプローチ・・・
今のところ僕のプロフィールページはこんな感じです。
http://kotonoharb.yoka-yoka.jp/c6197.html
あ、でも、メールでお知らせした本を読む方が良いでしょーねf(^_^;)
今のところ僕のプロフィールページはこんな感じです。
http://kotonoharb.yoka-yoka.jp/c6197.html
あ、でも、メールでお知らせした本を読む方が良いでしょーねf(^_^;)
Posted by コトダマンボ
at 2008年11月14日 18:52

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