アラフォー・イケメン社長からのご依頼。 (G-1)

コピーライターとよだ

2009年06月18日 22:25

久々にブログからお問い合わせをいただき、いきなりお会いすることになりました。

考えてみるとこれは初めてのパターンでした。

確かに資料も手抜きはせず、私が経験した全ての案件がわかるのはもちろん、印象深かった仕事についてはちょっとした制作ドキュメントも添えています。このため、その文面から仕事に対する姿勢等を読み取っていただくこともできるかと思います。
でも、依頼主の思いを生活者に届ける私の仕事は、「全てがオーダーメイド」であり、そのクオリティ(=メッセージの伝達率)を保つためには、20項目前後のヒアリングと綿密な打ち合わせが欠かせません。
つまり、そういった制作過程を共にする以上、一度会わないことにはわからない相性も大切なわけです。

今回の依頼主は、このブログからプロモーション戦力になる可能性を見極め、最後の決め手となる相性を確かめたいと思ったのでしょう。
これはなかなかのスピード感をお持ちの経営者のようです。
(と思っていたら後に「元レーサー」と聞いて素直に納得しました。。。)

・・・となれば、私も「スピード返し」でお応えすべきです。
お会いした当日は、事前にアドレスを送っていただいていたホームページにあった「会社概要」のリライト(内容を変えずに「読みやすさ」「わかりやすさ」「印象の強さ」「プロモーション企画の提案」等を押さえた書き直し)の原稿をバッグに忍ばせて行きました。
つまりこれがあれば、私を起用した場合、自社のプロモーションにおいてどんなアイデアと表現を提供できるのか、ある程度想像できるし、それも「依頼するかしないか」を判断するスピードに貢献できるのでは?と考えたのです。

そして待ち合わせ場所に現れたのが、長身でスラッとしたNさんでした。
もっとも、ただのアラフォー・イケメン社長ならこれからもちょいちょい出会うことでしょう。
でもこの方は今までに私が出会って来た経営者の方々と比べてみても、意識の高い方面にいる方でした。
(守秘義務感覚を疑われてはいけないので、ここで多くは語れませんが、ユーザーの気持ちや自分が携わる業界全体のことを視野に入れ、高い経営目標を持たれている方でした。)

そして現在の会社の全体像とプロモーションにおける課題をざっくりと伺ったタイミングで、私はNさんに「会社概要」のリライト原稿と制作意図を差し上げました。

そしてNさんはそれらに目を通すと、若干前傾姿勢で、
「これ、実際に仕事としてやってもらうといくらになりますか?」
と尋ねてくれました。

なんて良い方なんでしょう。
こちらから押し掛けなくても、カフェでコーヒー代も出してくれて、手前の拙い営業トークも聞いていただいた上で、クロージングのキッカケまで作っていただけるとは。。。
押し売りが滅法苦手な手前は、このタイミングで料金プランの詳細版を渡しました。

するとNさんはある程度納得した様子で、こんなことをおっしゃいました。
「依頼する場合は、ツール一つずつではなく顧問という立場からプロモーションを全体的に、そして長期に渡って見て欲しい。でも予算の事情もあるし、どういう範囲でどのような頼み方が可能か、一度社内で検討してみたい」。
やはりこの方は、企業におけるプロモーションの大切さ・・・そして多くの企業が手を抜きがちで、だからこそ差別化しやすい「言葉」の大切さをよく知っている方でした。

そしてその後、メールのやりとりで詳細を詰め、コピー中心のプロモーション顧問として、依頼主の希望額の範囲でリライト業務等を受注することになりました。
また、そのやりとりの中で、
「経営が軌道に乗ったら売り上げの何%かをインセンティブとして払いたい」
とNさんの方から提案していただいた時は、かなりモチベーションが上がって来ました。










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