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最新SNSの流行が何度訪れようと、結局はSNSもメディア(情報の入れ物)に過ぎません。                 SEOに至っては、それ以前の話です。「地域+業種名」でHPが検索1位になったところで、そこに魅力を感じなければ人は去り、ライバル企業に流れていきますからね。                  また、通販サイトの売上が、キャッチコピーやセールス文の書き方一つで乱高下することは、よく知られた話。             
  そしてこれはあらゆるメディアにおいても変わることのない事実です。(なぜなら人の心はメールの言葉遣い一つでも近づいたり離れたりする、繊細なものだからです。)                   …にも関わらず、巷のキャッチフレーズ(キャッチコピー)やセールス文は、ターゲットやユーザーの心を掴み、商売繁盛につなげることが役割なのに、なんと手抜きが多いことでしょう…。            でもこれは逆に考えると、多くのケースにおいて、「言葉の最適化」によって他社より効果的な広告と販売促進を展開できる好環境でもあります。                とりあえず、デザイナーに「コピーもついでに…」と頼んでいる経営者は、“パティシエがついでに握った寿司”をおいしいと思えるのか、一度冷静に考えてみてはいかがでしょう?                -と、こんな話をする私の仕事は、依頼主のマーケティングの現状を検証した上で、ターゲットの理性と感情をとらえる広告・販促をご提案することです。                また私はツール制作をご依頼される場合、フリーランスを中心としたネットワークを活用し、ご依頼の案件ごとに制作ユニットを組むことで、ワンストップ制作をリーズナブルな料金でご提供しています。                制作ネットワーク「言ノ葉組」紹介ページへは、カテゴリーのプロフィールからお進みください。                因みに私はIT専門学校デジタルハリウッド(福岡校)にてコピー講師経験もあります。
そして最後の講義で受講生に伝えたメッセージは、「言ノ葉家」サイトの【経歴&実積】にてご覧いただけます。                           「言ノ葉家」へは、「お気に入り」の一番下からどうぞ。                        福岡在住ですが、ご要望があれば全国対応します。

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2010年11月15日

JAAAクリエイティブ研究会@福岡 其の壱

当代きってのCMプランナーの講演。

まずはクリエイティブ・ディレクター兼CMプランナー兼コピーライターの横澤宏一郎さんの講演から。

はじめに印象に残ったのは、

「9割は記憶に残らないCM」を機能させるためには
“「正しい」より「強い」広告を創ること”

という情熱でした。

そういえばビールのCMにハリソン・フォードが出てもちっとも話題にならなかったことが
広告業界でちょこっと話題になったのが、10年くらい前のこと。
いくら「クロスメディアだ」と叫んで「CMで検索をお願い」しても、
見たい番組に割り込んで来るCMの言うことを聞く人はごくわずか。
そして意を決して「失敗したくない買い物」をする時は、
価格.comやアットコスメに代表される口コミサイトで「本音」を採集して手堅く消費する今、
「予定調和で作られた広告」には何の効果も期待できない
のは言わずもがなの話ですね。
(確かにこの方は「強いインパクト」のあるCMも作られていました。)

ただ「あつまるくんの求人案内」のCMについては、僕はその強さを感じられませんでした。

JAAAクリエイティブ研究会@福岡 其の壱

“「あつまるくんの求人案内」があれば、元カノに偶然会っても顔を隠せる”
とか
“ミニスカートで階段を上がる時に裾を隠せる”
とか、
“玄関先で印鑑を押す時に下敷きになる”

といったアイデアで構成されていたのですが、いずれも商品へのリンクが弱いと言えます。
つまり、雑誌であればどれでもコト足りるわけで、
「あつまるくんの求人案内」でなければいけない理由がどこにもないわけです。

確かに商品コンセプトを押さえることに終始すれば、
単にセールストークを電波に乗せただけのウザいCMになってしまうでしょう。
そうならないために、自分の原体験などをモチーフにした「日常のスケッチ」は、有効な手段と言えます。

しかし、かつて糸井重里氏が自著で語っていたように、
「スケッチで終わってしまったら、広告としては弱い」わけです。

したがって、僕がこの案件でこのプランを考えたとしたら、
「大げさ」か
「バカバカしさ」か
あるいは「下品」か、
何らかの明確な方向性を持ち、ライバル会社が絶対に出来ない表現をすることで、口コミの自然派生かマスコミに採り上げられることを目指したと思います。

-もっとも、この方もその挑戦をした上で、クライアントからOKをもらえた案がこれらだったのかもしれませんが・・・。

次にいい意味で印象に残ったのは、「事業仕分け」をモチーフにしたツタヤディスカスのCMでした。

JAAAクリエイティブ研究会@福岡 其の壱

数年前、福岡コピーライターズクラブ賞の公開審査で箭内道彦http://www.magabon.jp/special/kazetorock/about/index.html氏が
「ニュースのパロディは人を惹き付ける」
といったことを話していましたが、まさにそれを体現していました。

https://www.youtube.com/watch?v=8aMhavU_GqQ



しかし、いくつかの上映CMの中で観客の反応が最も大きかったのは、2年前にもこの会場で見た、
コナミのTVゲーム「ウイニングイレブン」でした。

JAAAクリエイティブ研究会@福岡 其の壱

全ての歌手が
「ニューアルバムこそベストアルバムでありたい」
と思うように、この方も常に右肩上がりで常に広告業界で名を馳せたいことでしょう。
それだけに、あの時は2年前の自分を超えられない今の自分に歯痒さを感じたかもしれません。

・・・などと、身の丈をわきまえずに「上から目線」も交えた僕のJAAA所感は、次回以降も続きます。(笑)


JAAAクリエイティブ研究会@福岡 その弐
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JAAAクリエイティブ研究会@福岡 其の壱



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Posted by コピーライターとよだ at 09:35│Comments(0)JAAAクリエイティブ研究会
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