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最新SNSの流行が何度訪れようと、結局はSNSもメディア(情報の入れ物)に過ぎません。                 SEOに至っては、それ以前の話です。「地域+業種名」でHPが検索1位になったところで、そこに魅力を感じなければ人は去り、ライバル企業に流れていきますからね。                  また、通販サイトの売上が、キャッチコピーやセールス文の書き方一つで乱高下することは、よく知られた話。             
  そしてこれはあらゆるメディアにおいても変わることのない事実です。(なぜなら人の心はメールの言葉遣い一つでも近づいたり離れたりする、繊細なものだからです。)                   …にも関わらず、巷のキャッチフレーズ(キャッチコピー)やセールス文は、ターゲットやユーザーの心を掴み、商売繁盛につなげることが役割なのに、なんと手抜きが多いことでしょう…。            でもこれは逆に考えると、多くのケースにおいて、「言葉の最適化」によって他社より効果的な広告と販売促進を展開できる好環境でもあります。                とりあえず、デザイナーに「コピーもついでに…」と頼んでいる経営者は、“パティシエがついでに握った寿司”をおいしいと思えるのか、一度冷静に考えてみてはいかがでしょう?                -と、こんな話をする私の仕事は、依頼主のマーケティングの現状を検証した上で、ターゲットの理性と感情をとらえる広告・販促をご提案することです。                また私はツール制作をご依頼される場合、フリーランスを中心としたネットワークを活用し、ご依頼の案件ごとに制作ユニットを組むことで、ワンストップ制作をリーズナブルな料金でご提供しています。                制作ネットワーク「言ノ葉組」紹介ページへは、カテゴリーのプロフィールからお進みください。                因みに私はIT専門学校デジタルハリウッド(福岡校)にてコピー講師経験もあります。
そして最後の講義で受講生に伝えたメッセージは、「言ノ葉家」サイトの【経歴&実積】にてご覧いただけます。                           「言ノ葉家」へは、「お気に入り」の一番下からどうぞ。                        福岡在住ですが、ご要望があれば全国対応します。

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2012年05月31日

九産大経営学部プチ講師登壇  エピローグ1

講義 http://kotonoharb.yoka-yoka.jp/e846674.html (顔本で「いいね!」を押してくれた21名のみなさん、ありがとうございました!)
の前にお会いして名刺交換させていただいた本職の先生方にお礼のメールを送ったところ、
以下のようなありがたい言葉をかけていただきました。


「大変貴重なレクチャーをいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。」
(O准教授)

「先日はお疲れ様でした。学生達が楽しそうにコピーについて考え、プレゼンしている姿が、
豊田さまの講義がすばらしかった証だと感じております。今後とも、よろしくお願い申しあげます。」
(T准教授)

「ご丁重なるメールをいただき恐縮です。
このたびはお忙しい中、本学の学生にご指導・ご指南をいただきありがとうございました。
学生にとって貴重な機会になったものと思っております。
こちらこそ今後ともご厚誼のほど、よろしくお願い申し上げます。]
(U教授)



・・・この展開は、「君はコピーライターになれないからやめとけ」と、何人かの大人に言われただけで諦めていたら、当然得られませんでした。

だからこれから仕事を決める若者達には、相手が面接官であろうと、周りの大人の言うことなんて所詮すべて参考意見にしかならないことを伝えたいですね。





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Posted by コピーライターとよだ at 13:23Comments(0)講師

2012年05月28日

福岡発「名刺革命ユニット」のネーミングが決定!

その名も

「工業高校名刺部」。



そしてネーミングの発想法としては、何気にEXILEと同じ「メンバーの共通点」だったりします。

どういうことかと言うと、
EXILEというネーミングは、「様々な成り行きを生きて来たメンバー達の共通点」として浮かび上がって来た
「放浪者」という言葉の英訳であり、
同じように僕と前原さんの共通点を探してみると「工業高校出身」があったというわけです。

したがって、一見「工業哀歌バレーボーイズ」http://www.ebookjapan.jp/ebj/title/11601.htmlのパクリのように見えるこのユニットネーミングの表現コンセプトは
EXILEと一緒なのですが、何か???





Vol.3 ~ユニット名刺制作編~                
http://kotonoharb.yoka-yoka.jp/e913213.html
  
Posted by コピーライターとよだ at 08:08Comments(0)工業高校名刺部

2012年05月21日

デザインだけでは売れません。

最近、財閥系や外資系の大型案件を数多く手掛ける敏腕WEBコンサルタントから打ち合わせにちょこっと呼ばれた後、
ツイッターでこんなふうにブログを紹介されました。

「商品の販促ではなく、食い止めもなく消費者の心身に雪崩れ込む言葉こそが、理想の販促なんでしょうね。
コピーではなく言葉をもっと大事にしたいし、生き物ととして捉えたい今日です。
http://kotonoharb.yoka-yoka.jp/e793651.html

・・・ありがたいことです。








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Posted by コピーライターとよだ at 12:44Comments(0)WEB

2012年05月17日

振り返る「九州産業大学経営学部プチ講師登壇」! -後編-

前編http://kotonoharb.yoka-yoka.jp/e846674.htmlに続いて、印象に残った学生3人を紹介します。


彼はたまたま僕の目の前だったこともあって、
休憩の時に伝達度を確かめるため
「どう? わかりにくいところってなかった?」
と、声をかけたところ、すんごく気を遣ってくれて・・・
というか、
「とにかく気分良くセンセイをやってもらって、どんどんノウハウを吸収しよう」
といった、
“人当たりの良さ”と“モチベーションの高さ”が、ひしひしと伝わる好青年でした。
(彼がもし営業職に就いたら大化けするかもしれません。)

続いてこの彼はまず、僕が准教授とともに教室に入った時、「美しい停止礼」であいさつをしてくれました。
(僕もこれから目上の人に会う時は、彼を見習わないといけません。。。)

そしてプレゼンの際は、
「導入部で聴衆に質問を投げかけ、聞き耳を立たせる」
という、プレゼンの基本テクニックを使いこなしていました。
(彼はもうこの時点で、多くの中小企業経営者が持っていないものを持っています。)

そしてそんな僕のコメントを挟んで次にプレゼンしたのが彼。

「導入部で質問」を見事にブッ込んで来ました!
それが「軽快な反射神経」で乗っかったのか、あるいはそのように見せていたのかはわかりませんが(そこもイイ!)
彼もまた、場の空気を沸かせる「Boil Japan」な素質の持ち主でした。

余談になりますが、このように、魅力的な学生が何人もいたことを振り返ると、
彼らがシャバに出た後、先輩としてそのポテンシャルを引き出し、
伸ばすことに仕事のやりがいを感じる社会人の少なさが、やはり気がかりです。
自分の会社員時代を振り返ってみても、心から尊敬できる先輩がいた反面、
「提案が採用されて請求さえできれば広告効果なんてどうだっていい」
とか
「わずかな指示で自分の思い通りに動き、自分の仕事をラクにさせてくるアンドロイドこそが優秀な後輩だ」
という残念な思考が言葉の端々から透けて見える先輩方も、ゴロゴロいましたからね〜。


さて、話を本筋に戻すと、
「学生達の興味やノウハウ活用力、そして集中力にはかなりのバラツキがある」
ということは、准教授との打ち合わせで垣間見た「学生事業チームネーミングの現状」から、見当はついていました。

したがって、僕の話を聞きながら頭をフル回転させ、
講義中に自チームのマーケティング環境を分析して差別化ポイントを書き出せる学生がいたことも、


別に驚くことではなく、逆に講義の終盤に露骨に疲れた学生をチラホラ見かけても、同じことでした。

とはいえ、疲れた学生達にただ「がんばれよ」と言うのではなく、「がんばれる理由」を与えられるのなら、
やるべきではないだろうか?

そんな気持ちから、僕は講義の終盤に、今回、聞間准教授から依頼を受けた経緯を話しました。



それは
「事業チームのネーミングが今一つという現状に対し、
 ただ“もっといい案を考えろ”と言うのではなく、それを可能にするノウハウを教えることが大切であり、
大学内にその適任者がいなければ、外から呼んででも実施すべきだ」
といったものでした。
この発想は、サラリーマン感覚のセンセイからは当然生まれるはずもありません。

したがってそこには恐らく
「こんな不透明な時代だからこそ、“九産大経営学部卒業”という学歴と同時に、
経営に役立つ様々な能力と視野を授けたい」
といった言葉で表せる、学生達への情熱があるわけです。





・・・というセリフまで思いつくと良かったでしょうね〜。あの日の僕は。w


九産大経営学部プチ講師登壇  エピローグ1
http://kotonoharb.yoka-yoka.jp/e853918.html

九産大経営学部プチ講師登壇  エピローグ2
http://kotonoharb.yoka-yoka.jp/e858563.html



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Posted by コピーライターとよだ at 22:57Comments(0)講師

2012年05月16日

振り返る「九州産業大学経営学部プチ講師登壇」! -前編-

それにしても、そもそも大学進学どころか工業高校時代に通知表に「1」が5個も並び、
大工も広告プロダクションも広告代理店もリストラされ、
町工場で日本語カタコトのブラジル人から仕事の覚えの悪さを駄目出しされた過去もある自分に、
まさかこんな日が訪れるとは・・・。





僕にとって「手に職持つこと」は、「この世に居場所を見つけること」でした。



というわけで、本番行きまーす!



自己紹介では絶妙のタイミングで
「パーマはかけてません」
を入れ込む予定でしたが、ざっと50人の学生と教授を含む本職の先生方を前に見事にアガッて
そのタイミングを見つけられませんでした。
(やはり、ボクの予定はほぼ未定です。。。)





さて、講義本番は、
「後悔しないための公開リハーサルhttp://kotonoharb.yoka-yoka.jp/e839936.html」にて実施したコンテンツの他、
当日本番直前まで依頼主である准教授との打ち合わせを経て作成したタイムシートに基づき、
ミーティングとプレゼンの時間も大きく確保していました。

したがって、本番については、学生のプレゼンを中心に振り返ります。
具体的にはまず、学生達が事前課題で分析した「身近な企業等のネーミングとスローガンの魅力」について、
各チームのミーティングにて、「全員プレゼン」して代表者を決めました。




















そして9チームの中でのNo.1を「総選挙」で決めたわけです。


因みにここでなぜ「総選挙」という言葉を使ったのか?
それはもちろん、AKBによって旬の力を得たこの言葉を使うことにより、学生達と同じ時代を生きていることをちょこっと印象づけたかったからです。


ではここで、僕から見てプレゼンが印象に残った学生達を振り返ってみます。

まずはプレゼン度胸がズバ抜けていた学生です。

彼は50人を前にしても、とても落ち着いてゆっくり話して伝える素質を持っていました。
もしも将来、就職した会社が潰れて再就職が決まるまでに時間がかかる展開(誰にとってもあり得ます)に陥ったとしても、
彼なら結婚式の司会で生活費は充分稼げるでしょう。 

続いてこの腕時計をしていた学生は、
「黒板を使ってもいいですか?」
という一言とともに、最初に前に出て来て黒板を使ってプレゼンしました。

そしてなかなか堂々としたプレゼンで、見事に頂点に立ち、「言ノ葉家サイン入りポストイット」というささやかな粗品もゲットしました。




次にホークスの今年のスローガン「ブイブイ」を選んだこの学生は、前に出て黒板を使うと見せかけてからの〜、

プレゼン原稿を読み上げてナイスな笑顔とともに両手でVサインを見せると、
「そのまま席へと戻る」という、意表を突いてきました・・・。


次に、「がんばろう! 日本」というスローガンを選んだ学生もいました。
そして僕はこれを選んだことにグワシ!と心を掴まれました。

なぜなら5年前にデジタルハリウッドでの講義で
「広告制作という表現職に、ONとOFFはありません。
なぜならONの時こそ“遊び心”が必要で、OFFの時こそ“マーケティング目線”が必要だからです」
などと偉そうに語っていた僕でも、この言葉に対しては
「まあ、震災からの復興のためには必要な合い言葉だろうな〜」
という感覚でしかとらえてなく、彼のように
「この言葉を作った人の想いって何だろう?」
という目線を持つことが出来なかったからです。

経営学部で日頃いろいろな経営理論に触れてロジカルシンキングを鍛えながらも、
こんなにシンプルな言葉に目を留めた彼の感受性は、特筆すべきものでした。


最後に、ホークスの去年のスローガン「ダ」を選んだこの学生は、
「いかにもスローガンらしい言葉」というワクを超えた選択眼が光っていました。

ただ、このスローガンについてプレゼンするなら、リーグ優勝が見えて来た時から日本一が決まった後までの間、
ホークスファンはこのスローガンの影響によって、SNS上ではこぞって「だ」を「ダ」に変えていた・・・
つまり
「このスローガンが持つアイデアの単純さによって、対象であるファンの間に深く浸透した」
という事実も押さえるとベストでした。

プレゼン後にそんな説明をすると、彼は少し悔しそうな表情をしていましたが、
この経験を活かせるチャンスはいくらでもあるし、何よりこの日この教室に集まった全ての学生達にとって
魅力的な教材を見つけてくれた貢献は、僕から見てとても大きなものでした。


そして念のため再度付け加えておくと、この学生プレゼンの前には、
チーム代表のプレゼンの質を引き上げる作戦タイムを設けていました。
したがってここに紹介した学生達も、きっとそれぞれのチームメイトから知恵を授かって来たことでしょう。









ワンモア・プロフィール http://kotonoharb.yoka-yoka.jp/e93860.html
依頼主の声 http://kotonoharb.yoka-yoka.jp/c35039.html

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Posted by コピーライターとよだ at 14:30Comments(0)講師

2012年05月09日

エピローグ of 公開リハーサル

大学プチ講師登壇への道! Vol.9

今回は、~ありがたき受講者達の声~を振り返ります。




言葉の世界は深くて楽しい!

さすがに(ブログに)マトメルのがお上手だわん・・・
「言葉の魔術師」と言わせていただきます!
(使い古された魔術師ということばは豊田先生にはふさわしくない!とは思いますが、
才能のかけらも提供されずに今日まできた私には、恐れ多くて思い当たりません!)
中古車ショップオーナー・宮崎さん

(右から2番目)


先日は、こちらこそ貴重なお話お聞きできて本当に勉強になりました。ありがとうございましたm(__)m
しかし、一方で餅は餅屋とも感じ、コピーライティングの仕事がきたら、安易に受けず(笑)
豊田さんにお願いさせて頂きたいと思いました。
ママさん編集者・矢野さん

(左から2番目)


豊田さん!良ければ、企業さん向けのセミナー企画しますので、講師お願いします。
エミレンダ代表 村山さん

(一番右)



楽しかったです! 非常にためになりました。  本番も頑張って!

魔法の看板屋・谷山さん
(一番左)
※マーケティングセミナー講師歴5~6年。
※「ふくおか経済」からの取材歴あり。


昨日の講座はかなり勉強になりました。
私も冷静に自分がしていたヒアリングが間違ってなかったと振りかえることができたし、
豊田さんはそれをきちんと論理立てて整理されてるからやっぱりすごいですね。
近々また、お互いの脳内活性化でもいたしましょう。
私の直感ですが、事業をされている方を対象にしてもいけそうな内容だと思いましたよ。
これまでのご経験が生かされ、中身の濃いものになっていると思いました。
個人事業主さんとかで、スローガンの重要性とか分かってない方多いから、
企業イメージをつけるのにスローガンがいかに大切かってことをお伝えする講座でも行けそうな気がしますよね。

ちなみに、豊田さんの講座を受けて刺激をもらったのか、脳が動きました。
私、もしかしたらお客様につながるブログのコツとか、一般の事業主さん向けにお伝えできるかもしれないと、
ほんのり思い浮かびました。
そしたら、豊田さんとコラボでキャッチ&スローガン 豊田 長文系営業物 宮本 でできるかも。
今度お目にかかる時に、妄想をお話しできればと思います。
ママさんライター・宮本さん

http://hanamiya.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-79c8.html

(ど真ん中)




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2012年05月08日

振り返る「公開リハーサル」【下】

大学プチ講師登壇への道! Vol.8

ラストはスローガン&まとめ編です。

このリハの告知記事http://kotonoharb.yoka-yoka.jp/e835680.htmlでも触れた通り、僕はスローガンを
「時代や業界トレンドが変わるまで使い続けることを前提とした長期耐用型コピー」
と、定義しています。

そしてスローガンも含めたコピーライティングは、
ネーミングのように制作ステップをいくつも設定せず、チェック項目を把握した段階で、
あらゆるセオリーを活用して思いつくままバンバン書きまくり、絞り込む・・・
というのが言ノ葉家式のやり方です。

そして今回は8つのセオリーをピックアップしました。
これらは、自分が今までに何となく心がけていたことや、
図書館で探し当てた広告業界誌のバックナンバーの「スローガン特集」から要点を抽出し、
なるべく短いワンセンテンスに凝縮したものですが、みなさん、本当に熱心に聞いてくれました!

因みに昨日の記事で触れた「ネーミングの意図を押さえる」というスローガンセオリーは、
8つのセオリーとは別枠で、自分の実績を用いて紹介しました。



次に僕はコピーライターとして大きな影響を受けた、資生堂のスローガン
「一瞬も 一生も 美しく」
を紹介し、「一瞬」と「一生」という言葉がそれぞれ、資生堂のどんな商品群をカテゴライズしているか、
参加してくれたみなさんに尋ねたところ、やはりプロの書き手である宮本さんと編集者の矢野さんは、ちょっと考えただけですぐにわかりました。



二人とも、例えばこのような「言葉に対する感受性」や「書く技術」をフル活用して、
常日頃、依頼主の期待に応えているんですね!

しかし世の中、この「書く技術」を認識している経営者が少ないことには正直言って驚きます。
なぜなら年商100億以上の健食通販会社を初めとした繁盛企業は、言葉にも手を抜いていないからです。
つまり、コピーライターやライターと顧問契約し(あるいは同様の体制を整え)、ブランド構築に繋がるように、
長期的な視点も共有させて書かせているか、社内でコピーライターに匹敵する書き手を育てることに成功しているのです。

言い換えるならば、
「つい最後まで読んでしまうコピーとセールス文」を書こうともせずに、
「言葉にこだわってもどうせほとんど読まれない」
と簡単に諦め、
描くことしか学んでいないデザイナーに「ついでに」書かせたり、
自社でコピーを書いたとしても、主な業務の片手間に「やっつけライティング」するような、
「とっても残念な経営」はしていないということです。

というわけで本筋に戻りますが(笑)
ここで僕は自分自身のロングスローガン(ロゴデザインの意図)も紹介しました。

まずはその全文を動画でご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=s0ZNywEHYdw

(これを噛まずに読めたことで、僕はこの日の目標をほぼ達成しました。。。)


そして次に、この内容を変えることなく、素人の書き手が
「言葉なんか意味さえわかればいい」
という意識で書いた場合の文例も読み上げました。

人の心は繊細です。したがっていつでも明るいわけではありません。
傷つくこともあれば、ぽっかり穴があくこともあります。だから心に響く言ノ葉が必要です。


さて、今この記事を読んでくださっているあなたは、もうお気づきではないでしょうか?
長文を読ませるためには書き出しが極めて重要であり、このロングスローガンが、その基準も含めた推敲を経ていることを・・・。



では、最後のまとめとして、
「精度の高いネーミングとスローガンが、経営の中心と言えるマーケティングに対し、どのようなプラス効果を与えるのか」
についてよくわかる事例を、ブログの過去記事より抜粋してご紹介します。

------------------------------------------------
ソラリアプラザ2Fにある「コスメパティシエhttp://www.cosme-patissier.jp/index.html」。
ここは店名がトータルコンセプト(あらゆる差別化の出発点)となり、
パティシエルックのスタッフさんが、色も形も香りも、スウィーツそっくりな石けんなどを売っています。

もうこれだけで、記憶への刷り込み効果がハンパないです!
すべてが必然性で繋がり、一つの世界観を作り上げています。
「ウチのお店の“らしさ”」を醸し出しています。
だから僕は、コスメパティシエを遠巻きに一目見ただけで、ブランドを感じました。
そしてそのコスメパティシエのブランドというものを言ノ葉家的に表現すると、
「ただ品質のいいモノを作って売るだけではなく、
お客さんがお店に目をとめてくれた瞬間から、素敵な物語が始まるといいな…」
といった、企業姿勢になるだろうと思いました。
因みにコスメパティシエというネーミングが
「トータルコンセプト」以外でも優れている点について触れると、
まず「菓子職人」を意味する「パティシエ」という言葉が、品質の高さを想像させる効果を持っている点があります。
他にも「(みんなが知ってる言葉だけで加工もなく構成した)わかりやすさ」「(絵が浮かぶ言葉による)覚えやすさ」
そして「検索すれば一番に上がるSEO(ほぼ既存客向け)」があります。

~中略~

因みにコスメパティシエの経営母体(?)である(株)ハーヴェリィアースのコーポレートメッセージ(スローガン)には
「(使う人が)ワクワクする、心がときめく、創る私たちも楽しくなる」
という言葉がありました。
(全文はこちらhttp://kotonoharb.yoka-yoka.jp/e536374.htmlにて。)

------------------------------------------------

いかがでしょうか?

この過去記事の〆の言葉とも重なりますが、言葉一つで売上げが激変するケースもあることを知ってる私としては、
デザインと同様に、言葉にも手を抜かず、商売を繁盛させる企業が増えて欲しいものです。

もちろん自社だけでやってうまくいくならそれが一番でしょう。
でも、コーチングを導入し、新たな視点を得たことで大躍進した経営者が大勢いるように、
コピーライターを活用して商売繁盛させるのも、一つの方法です。
ぜひ、お知り合いのコピーライターにご相談ください。

もしお知り合いにコピーライターがいない場合、私http://profile.ameba.jp/kotonoharb/でよければご相談に乗ります。



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本番はこちらにて。
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Posted by コピーライターとよだ at 13:03Comments(0)講師

2012年05月07日

振り返る「公開リハーサル」【中】

大学プチ講師登壇への道! Vol.7

ここでは公開リハーサルのネーミング編を振り返ります。

「教えることは二度学ぶことなり」
とはよく言ったもので、日頃、今までに知り得たネーミングノウハウや経験則を感覚的に使っていた僕は、
この九州産業大学プチ講師デビューによって、初めて「言ノ葉家的ネーミングレシピ」を体系化する機会を得ました。



で、レシピの前にはいくつかのチェック項目が必要になるわけですが、
その中でも特に重要なのは「機能(=役割)」。
つまり、
「完成したネーミングによって何をアピールしたいか?」
ということです。
僕はこの機能について基本的に7つ設定していて、いくつかの例も出しました。
それは
「競合との差別化」→アスクル(=明日来る)
「事業理念のアピール」→国誉(現コクヨ)
「ユーザーメリットのアピール」→ハローワーク
といったところです。

さて、そんなチェック項目(実際の仕事では「機能」を含めて10個程度)を踏まえて、
制作に入るわけですが、制作の段階で最も重要なのは、「方向性とキーワードの抽出」です。
つまり、
「アピールしたいセールスポイントをどんなキーワードで表現するか?」ということです。(ポイントは「ほど良い誇張」です。)

僕はここで、かつてバカ売れした8mmビデオの「ハンディーカム」や、デジカメの「サイバーショット」を例に出し、
それぞれの商品特性にマッチしたキーワードでネーミングすることの大切さに触れました。

しかし、モノが溢れ、車も家電もしゃべり出すほど、競合との激しい差異化競争をして来た日本においては、
当然「商品特性にマッチした言葉」の多くは、既にネーミングに使われまくっているわけです。

そこで重宝する技術が「キーワードの変換」。
日本語→英語は素人さんでもやってますが、僕は「類語変換」や「連想変換」も使います。

また、依頼主が「わかりやすさ」よりも「インパクト」や「響きの良さ」を重視する場合は、
「シンボル系フレーズへの変換」
も使います。
一般的にはギリシャ神話やローマ神話に出て来る神々の名前や、音楽用語や天体用語がよく使われます。

例を挙げると
「NOVA」=新星
「バッカス(館)」=酒の神@ローマ神話
「ガイア(の夜明け)」=大地の神@ギリシャ神話
といったところです。

ただ、シンボル系フレーズを使う場合は「短く響きの良い言葉」を得られやすい反面、
「わかりやすさ」が落ちてしまうため、
ネーミングの意図をスローガン(企業名・商品名と抱き合わせて長く使うコピー)で押さえることが、
ブランド構築に繋げる広告・販売促進のセオリーとなります。

※このセオリーは、マーケティングを熟知してるはずの大企業でも実践しているところはかなり少ないので、オススメです!

また、このパートでは、ハローワークのネーミング開発過程を言ノ葉家的視点で推測・・・
ということもやりました。


(カメラマン・ヒロポン、ナイスチラリズム!)



他には、アルファベットでネーミングする場合に限定されますが、
知っているとかなり重宝する「接尾語・接頭語」を紹介しました。
因みに接尾語を使ったネーミングにTOYOTAのウィンダムがありますが、
宮崎さんはわずかなヒントでこれを言い当てました。
さすが車屋さんhttp://mpcarclub.yoka-yoka.jp/です。

また、ネーミングのパートでは、僕が昔使った屋号「言霊家」と名前のアルファベットによる
「アナグラムもどき」も披露しました。


み、、、宮崎さん、笑い過ぎです~!!

というわけでございまして、最後に忘れちゃいけないのが、採用案を絞り込む時のチェック項目。
これについては僕が普段使っている8項目を紹介しました。

それでは一部のマニアの皆さん、次回のスローガン編もお楽しみに!


つづく




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2012年05月01日

みたいな見出しをクリックして、

こんな写真が待ち受けていたことってありませんicon79




 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 


 


ボクはあります・・・・・。
 
 
 
 
 
 
  
 
  
Posted by コピーライターとよだ at 22:28Comments(0)