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コピーライターとよだ
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最新SNSの流行が何度訪れようと、結局はSNSもメディア(情報の入れ物)に過ぎません。                 SEOに至っては、それ以前の話です。「地域+業種名」でHPが検索1位になったところで、そこに魅力を感じなければ人は去り、ライバル企業に流れていきますからね。                  また、通販サイトの売上が、キャッチコピーやセールス文の書き方一つで乱高下することは、よく知られた話。             
  そしてこれはあらゆるメディアにおいても変わることのない事実です。(なぜなら人の心はメールの言葉遣い一つでも近づいたり離れたりする、繊細なものだからです。)                   …にも関わらず、巷のキャッチフレーズ(キャッチコピー)やセールス文は、ターゲットやユーザーの心を掴み、商売繁盛につなげることが役割なのに、なんと手抜きが多いことでしょう…。            でもこれは逆に考えると、多くのケースにおいて、「言葉の最適化」によって他社より効果的な広告と販売促進を展開できる好環境でもあります。                とりあえず、デザイナーに「コピーもついでに…」と頼んでいる経営者は、“パティシエがついでに握った寿司”をおいしいと思えるのか、一度冷静に考えてみてはいかがでしょう?                -と、こんな話をする私の仕事は、依頼主のマーケティングの現状を検証した上で、ターゲットの理性と感情をとらえる広告・販促をご提案することです。                また私はツール制作をご依頼される場合、フリーランスを中心としたネットワークを活用し、ご依頼の案件ごとに制作ユニットを組むことで、ワンストップ制作をリーズナブルな料金でご提供しています。                制作ネットワーク「言ノ葉組」紹介ページへは、カテゴリーのプロフィールからお進みください。                因みに私はIT専門学校デジタルハリウッド(福岡校)にてコピー講師経験もあります。
そして最後の講義で受講生に伝えたメッセージは、「言ノ葉家」サイトの【経歴&実積】にてご覧いただけます。                           「言ノ葉家」へは、「お気に入り」の一番下からどうぞ。                        福岡在住ですが、ご要望があれば全国対応します。

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2009年09月14日

さすがTOYOTAのプロモーション!





今日、CMでTOYOTAがプリウスで間勘平のアースマラソンを支えていることを知った。
もちろん、具体的に何をやっているかという話をたった15秒の中に詰め込むような無粋なことはしていない。
ただ、何の演出もないドキュメント映像と、勘平さんの
「キツいけどプリウスがいるところまでがんばろう」
という言葉だけが、強烈に残った。

と、ここまでが僕の生活者としての感想。

で、改めてコピーライター目線で分析してみると、TOYOTAがプリウスで間勘平のアースマラソンを支えて生活者に知らせることの整合性と意味が、次々と見えて来るわけです。

まず、“アース”マラソンと“グローバル”企業の “地球”つながり。
さらにプリウスのハイブリッドエンジンが頼りになる、荒野の一本道。
そして「商売で儲けるだけじゃなくて、自社の技術で人の夢を応援する」グッドイメージ。

裏を取ったわけではありませんが、リーマンショック後にTOYOTAが立ち上げた新しいマーケティング会社がきっと機能しているのでしょう。
つまり、アースマラソンの公式ホームページには
「寛平さんは、トヨタ・プリウスをこの旅のパートナーに選びました」
とありますが、僕の想像では、
「好感度の高い間勘平というタレントがアースマラソンをやる」
という情報をキャッチした新マーケティング会社が、「そこでプリウスだからできること」を企画書に落とし込み、プレゼンに出向いて実現したドキュメントCMだと思うのです。

で、このCMを中小企業の経営者が見た場合、感想は恐らくこの二つに別れるでしょう。
「大企業のやることなんて中小企業とは違うからカンケーない」か、
あるいは
「この発想をウチが取り入れたら何が出来るだろうか?」に。

そして「中小企業のブランド戦略本」も流通している今、どちらの感想を持つ経営者の未来が明るいかは、言わずモモンガ・・・
もとい、言わずもがなの話ですね。








  
Posted by コピーライターとよだ at 13:13Comments(0)CM