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コピーライターとよだ
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最新SNSの流行が何度訪れようと、結局はSNSもメディア(情報の入れ物)に過ぎません。                 SEOに至っては、それ以前の話です。「地域+業種名」でHPが検索1位になったところで、そこに魅力を感じなければ人は去り、ライバル企業に流れていきますからね。                  また、通販サイトの売上が、キャッチコピーやセールス文の書き方一つで乱高下することは、よく知られた話。             
  そしてこれはあらゆるメディアにおいても変わることのない事実です。(なぜなら人の心はメールの言葉遣い一つでも近づいたり離れたりする、繊細なものだからです。)                   …にも関わらず、巷のキャッチフレーズ(キャッチコピー)やセールス文は、ターゲットやユーザーの心を掴み、商売繁盛につなげることが役割なのに、なんと手抜きが多いことでしょう…。            でもこれは逆に考えると、多くのケースにおいて、「言葉の最適化」によって他社より効果的な広告と販売促進を展開できる好環境でもあります。                とりあえず、デザイナーに「コピーもついでに…」と頼んでいる経営者は、“パティシエがついでに握った寿司”をおいしいと思えるのか、一度冷静に考えてみてはいかがでしょう?                -と、こんな話をする私の仕事は、依頼主のマーケティングの現状を検証した上で、ターゲットの理性と感情をとらえる広告・販促をご提案することです。                また私はツール制作をご依頼される場合、フリーランスを中心としたネットワークを活用し、ご依頼の案件ごとに制作ユニットを組むことで、ワンストップ制作をリーズナブルな料金でご提供しています。                制作ネットワーク「言ノ葉組」紹介ページへは、カテゴリーのプロフィールからお進みください。                因みに私はIT専門学校デジタルハリウッド(福岡校)にてコピー講師経験もあります。
そして最後の講義で受講生に伝えたメッセージは、「言ノ葉家」サイトの【経歴&実積】にてご覧いただけます。                           「言ノ葉家」へは、「お気に入り」の一番下からどうぞ。                        福岡在住ですが、ご要望があれば全国対応します。

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2009年06月29日

意識の高いクライアント。 (G-3)

前回の続き。

この打ち合わせでは、商品名と基本的な販売方法を確認した上で、より精度の高い販売方法と、そこに機能するプロモーションツールとして何を作るか?
そしてそれぞれのツールの内容に何を入れるのか?を決めていきました。
実際にツールを使う営業部長も参加している打ち合わせでこういったことを決めていけるのは、コピーライターにとって、非常にありがたい環境です。

ただ特筆すべきは、営業部長も総務の方も、Nさんと同様に「プロモーションに関する意識が高い」ということ。
本題を離れ、自分が知っているプロモーションに関する四方山話をした時も、初対面でありながらとても熱心に聞いてくれました。

特に
「生活者があらゆるツールやセールスを通じて商品の存在を知り、ユーザーとなりファンになっていく、それぞれの過程において大切なのは、その都度、適度な情報と一貫した良い印象を積み重ねていくこと」
という持論を話した時の営業部長Iさんは、真剣な表情で
「裏切ったらいけませんよね」と納得してくれました。
そして東京ディズニーランドやナイキといった、私が情報として、そして体験も通して知り得たブランディング成功例などもお話ししてオフィスを後にする時、Iさんはしみじみ「勉強になったな〜」と言ってくれました。

世の中、中堅以上の規模になるのと同じ頃にすっかり組織病に陥った企業が、同じく組織病となっている広告代理店にプロモーションを任せ、ベタに褒め過ぎた広告を作り、両社とも誰からも嫌われない代わりに生活者の記憶にも残らず、予算を無駄に使っているケースは多々あります。
そして不況になると「経営の辛さが滲み出ている安売り広告」が増えたりします。。。

結果としてそういった広告に携わったコピーライター達は、自分の仕事にほとんどやり甲斐を感じられません。
なぜなら言うまでもなく、そんな仕事は素人でもできるからです。

そう考えると、高い目標を持つクライアントのオフィスにて、常に経営者と経営幹部がいる打ち合わせに参加し、マーケティングの全体像を把握しながら制作と提案ができる私は、大きな責任とやり甲斐を満喫できる、幸せなコピーライターに違いありません。








  
Posted by コピーライターとよだ at 22:28Comments(0)制作ドキュメント

2009年06月25日

会社の立ち上げから携わる醍醐味。 (G-2)

前回の続き。

依頼主であるNさんが経営するG社は、「これまで経営していた会社の一事業部を、まさに今、独立させるところ」という事情があり、オフィスもようやく借りたばかりで、まだ雑然としていました。
その中で、Nさんの他、営業部長と総務の方も加わり、最初の打ち合わせが始まりました。

-事業部として歴史はあるものの、G社のすべてがここから始まります。-

そしてG社がその目標を達成する頃、あるいはその前に、大手広告代理店のハゲタカ営業マン達は、「このくらいの規模ならいくらか稼げそうだな」というタイミングを見計らい、こぞって「ウチで全てやりませんか?」と営業攻勢をかけて来るでしょう。(笑)
その時に「じゃあお願いします」とならずに「ウチには開業時からの顧問がいるので・・・」と突き返してもらえるかどうかは、今、この瞬間から始まる私の仕事の精度によって決まります。

それだけにこの時の私は、広告屋としてヒリヒリするような緊張感がこみ上げて来ました。









  
Posted by コピーライターとよだ at 22:22Comments(0)制作ドキュメント

2009年06月18日

アラフォー・イケメン社長からのご依頼。 (G-1)

久々にブログからお問い合わせをいただき、いきなりお会いすることになりました。

考えてみるとこれは初めてのパターンでした。

確かに資料も手抜きはせず、私が経験した全ての案件がわかるのはもちろん、印象深かった仕事についてはちょっとした制作ドキュメントも添えています。このため、その文面から仕事に対する姿勢等を読み取っていただくこともできるかと思います。
でも、依頼主の思いを生活者に届ける私の仕事は、「全てがオーダーメイド」であり、そのクオリティ(=メッセージの伝達率)を保つためには、20項目前後のヒアリングと綿密な打ち合わせが欠かせません。
つまり、そういった制作過程を共にする以上、一度会わないことにはわからない相性も大切なわけです。

今回の依頼主は、このブログからプロモーション戦力になる可能性を見極め、最後の決め手となる相性を確かめたいと思ったのでしょう。
これはなかなかのスピード感をお持ちの経営者のようです。
(と思っていたら後に「元レーサー」と聞いて素直に納得しました。。。)

・・・となれば、私も「スピード返し」でお応えすべきです。
お会いした当日は、事前にアドレスを送っていただいていたホームページにあった「会社概要」のリライト(内容を変えずに「読みやすさ」「わかりやすさ」「印象の強さ」「プロモーション企画の提案」等を押さえた書き直し)の原稿をバッグに忍ばせて行きました。
つまりこれがあれば、私を起用した場合、自社のプロモーションにおいてどんなアイデアと表現を提供できるのか、ある程度想像できるし、それも「依頼するかしないか」を判断するスピードに貢献できるのでは?と考えたのです。

そして待ち合わせ場所に現れたのが、長身でスラッとしたNさんでした。
もっとも、ただのアラフォー・イケメン社長ならこれからもちょいちょい出会うことでしょう。
でもこの方は今までに私が出会って来た経営者の方々と比べてみても、意識の高い方面にいる方でした。
(守秘義務感覚を疑われてはいけないので、ここで多くは語れませんが、ユーザーの気持ちや自分が携わる業界全体のことを視野に入れ、高い経営目標を持たれている方でした。)

そして現在の会社の全体像とプロモーションにおける課題をざっくりと伺ったタイミングで、私はNさんに「会社概要」のリライト原稿と制作意図を差し上げました。

そしてNさんはそれらに目を通すと、若干前傾姿勢で、
「これ、実際に仕事としてやってもらうといくらになりますか?」
と尋ねてくれました。

なんて良い方なんでしょう。
こちらから押し掛けなくても、カフェでコーヒー代も出してくれて、手前の拙い営業トークも聞いていただいた上で、クロージングのキッカケまで作っていただけるとは。。。
押し売りが滅法苦手な手前は、このタイミングで料金プランの詳細版を渡しました。

するとNさんはある程度納得した様子で、こんなことをおっしゃいました。
「依頼する場合は、ツール一つずつではなく顧問という立場からプロモーションを全体的に、そして長期に渡って見て欲しい。でも予算の事情もあるし、どういう範囲でどのような頼み方が可能か、一度社内で検討してみたい」。
やはりこの方は、企業におけるプロモーションの大切さ・・・そして多くの企業が手を抜きがちで、だからこそ差別化しやすい「言葉」の大切さをよく知っている方でした。

そしてその後、メールのやりとりで詳細を詰め、コピー中心のプロモーション顧問として、依頼主の希望額の範囲でリライト業務等を受注することになりました。
また、そのやりとりの中で、
「経営が軌道に乗ったら売り上げの何%かをインセンティブとして払いたい」
とNさんの方から提案していただいた時は、かなりモチベーションが上がって来ました。








  
Posted by コピーライターとよだ at 22:25Comments(0)仕事

2009年06月08日

惜しいデザイン。

前回の続き。

ただデザインについては、クロネコの背中に乗る家族の中に、クロネコのスタッフさんがいた方が良かったのでは?
もちろん、「スタッフ=クロネコ」という意図で作られたデザインだとは思いますが、リアルなスタッフが家族と一緒に写真で登場してこそ、“家族の一員”であることを最大限に訴求できたと思うのです。
(ま、僕の主観かもしれませんけどね。)
  
Posted by コピーライターとよだ at 22:28Comments(0)デザイン

2009年06月05日

目に留まるキャッチフレーズとは?

ふと電話帳をパラパラとめくっていたら、引っ越し業者のページでこんなキャッチフレーズが目に留まりました。





「その日は、家族の一員。」

引っ越しには高価な家電や大切な思い出の品を運ぶ場面も多々あるわけで、そこを重視する生活者は、
「安いとこに頼んで下請け派遣会社のフリーターに運ばれて何か壊されたらたまらん!」
と、破損を避けるためにまず安値を警戒します。
つまり、引っ越し業界は、不況だからと言って無闇に価格競争に参入する必要はないと思うのです。

ただし、「安くない」は頼みたい理由にはならないので、当然「頼みたくなる理由」を広告する必要があるわけです。
とはいえ、アットホームというセールスポイントを伝えるのに、「我が社はアットホームです。」というコピーで、すべての生活者が「アットホームなんだ」と思ってくれることはありえません。
生活者のコピーに対するバリアは、時代とともにどんどん分厚くなっています。
だからすべてのコピーには、生活者の心のバリアを突き抜けて、クライアントの想いを届ける使命があります。
そしてこのコピーは、「アットホーム」とそのまま言うよりもアットホームであることが伝わるために書かれたわけです。

「その日は、家族の一員。」

引っ越し会社を探すために電話帳をめくる生活者の多くは、このコピーに目を留めるでしょう。








  
Posted by コピーライターとよだ at 13:18Comments(0)コピー

2009年06月01日

捨てられにくい販促ツールとは?

その一つの答えが、「書き込みできるカレンダー」です。



やってる企業も少ないので、狙い目ですね。

因みにこのスーパーのカレンダーの裏面には、青果・鮮魚などの各売り場からのニュースがありました。
そして新商品情報だけではなく、旬の素材を使った料理のレシピなど、“売り込みを抑えた生活情報”もあり、一定の親近感を獲得できるように企画されていました。








  

Posted by コピーライターとよだ at 18:35Comments(0)販促